重低音を聴くなら
電車に乗っていると、エレキギターのケースを背負った若者達をよく見る。
なにも珍しい光景ではない、住んでいる所の近くに専門学校かスタジオがあるのか、むしろよく見る光景である。
そんな若者達を見るたび、ふと昔の事を思い出す。
丁度バンドブームの時代で、学生のころは周りにバンドマンが多かった。
私は聴くほう専門なので、というかそもそも昔からそこまで多くの音楽を聴いていたわけでもなく、なんとなくそんな彼らを眺めていた。
私の友人達にもバンドマンが多く、よくスタジオにひやかしに行ったものだ。
積極的に活動している奴らは、デモテープをレコード会社に送ったりしていた。
レコーディングの様子を見たこともあるが、色々彼らなりに試行錯誤しているようで、
「ギターのジャックをアンプに半挿しすれば、ノイズの入った音が鳴らせる」
等といった具合に。
本当かどうかは分からないが。
そんな事を、をイヤホンから流れる「Another One Bites The Dust(QUEEN)」を聞きながら、思い出していた。
ギターを背負った彼らを見るときは、きまってロックを聴いているときのような気がする。
イヤホンでロックを聴く時は、音が直接頭に響いてくるので、重低音のベース音が目立つ曲が好ましい。
そして、ベース音がよく聴けるイヤホンも必要だ。
そういう曲を聴くときはJVCケンウッドのイヤホンを愛用している。
重低音を聴かせることに特化したイヤホンだ。
値段もそこまで高いわけじゃない。
さっき見たら3,750円だった。
ロック好きは、このイヤフォンがオススメである。
ただ、パンクロックには向かないかもしれないが・・・。
カタチとして残る音楽
これまで、Bluetoothスピーカーやイヤホンについて書くことが多かったが、新しいものや便利なものが特別好きなわけではない。
例えば、蓄音機から流れるレコードの音もまた、味があって好きなのである。
蓄音機といえば喫茶店などに置いてあるイメージだが、最近はそれもめっきり見なくなった。
私自身も家でレコードを聴くために蓄音機の購入を考えたこともあったが、ちゃんとした物となると正直かなり値が張る。。。
というか既にアンティーク扱いの代物だ。到底手が出ない。
今ではレコードも勿論だが、CDを聴く機会も減ってきている。
音楽をデータで購入する事ができるからだ。
以前、とあるアーティストが「音楽はもともと消費物だから、レコードやCDを買う時代のほうが特殊なんじゃないか」と言っていた。
なるほどな、と思ったが、レコードやCDを「所有する喜び」があったのも事実だ。
特にレコードはスペースを取るし邪魔かもしれないが、あのジャケットを眺めるだけでも、ひとつの作品として楽しむことができる。
それに比べると、データで購入するというのはどこか味気ない部分がある。
とはいえ、非常に便利なのも確かだ。
CDなんかはすでに記録メディアとしての性能も低い。
この先、データでの音楽購入がメインとなっていくことは間違いないだろう。
でも時々無性に、蓄音機のホーンから鳴るあの音を味わいたくなるのも間違いない。
ちなみに、家では蓄音機の代わりにこういったレコードプレーヤーを使っている。
もちろん蓄音機と比べると安っぽいかもしれないが、雰囲気を味わうだけでもおつなものである。
気分で聞く音楽
音楽は好きだが、詳しくはない。
人並み以上には聞いているのかもしれないが、○○のセカンドアルバムの何曲目のBメロが~、などという話はほとんどしない。
というのも、いざ、集中してその歌に聞き入って、入り込み、物語や風景を想像し感情移入する、といった聴き方はあまりしないからだ。
どちらかというと、その時の気分や状況にあわせて選曲しBGMとして流すことが多い。
例えば、眠たい朝にコーヒーをお供ににジャズを流して頭をスッキリさせる。
気合を入れなければいけない現場に行くときはロックで気分を盛り上げる。
といった具合に。
そのため聞くジャンルは定まっていなく雑食で、色んな気分にあう音楽を知っておきたい。
気分にあわせて、自分を後押ししてくれるような音楽を。
と書いておいて、アレ?と思った事が。
そういえば、「悲しい気分」のときに、自分を後押しするような音楽は聞いていないかもしれない・・・と。
どちらかというと、さらに悲しい気分になるような音楽を聴くことのほうが多いような。
失恋したから、失恋ソングを聞いてさらに切なくなる、みたいな(さすがにそれはしないが)。
悲しい気分なのであれば、前向きになれるような、もしくは気持ちを落ち着かせるような音楽を聴いたほうがいいだろう。
では、どんな音楽が適しているのか。
調べてみたところこんな記事が。
クラシック音楽を看護師におすすめしてる、といった内容だ。
確かに、看護師はストレスもたまりやすい仕事だろう。
女性が多く、なにより忙しいとよく聞く。
クラシックで癒しを求めようということらしい。
内容を詳しく見てみると、「リラックスしたい時」や「元気が出る曲」といった具合に、シチュエーションにあわせてクラシックの名曲を具体的に名前を挙げて紹介しており、非常に参考になった。
なるほど、落ち込んだ時はクラシックか。
今度、悲しい気分になった時はこれらを参考にしてクラシックを聴いてみようと思う(そういった気分にならないようにするのが一番だが・・・)。
またもやBluetoothスピーカー
先日、なにげなくAmazonのタイムセールを見ていたら、スマホの充電器でお馴染みのAnkerがBluetoothスピーカーを新発売しているのを発見しました。
充電池やUSB充電器では定評のあるAnkerですが、Bluetoothスピーカーの実力は未知数です。
でも、参考価格4,999円が1,999円と3,000円も値引きされています。
6割引ですから、ちょっと試しに買ってみようと、ポチッてしまいました。
届いた製品は一辺が4.5cmの小さな立方体です。(ま、それはわかっていましたが)
電源スイッチがひとつあるだけのシンプルな作りです。
スマホなどとのペアリングも簡単ですぐに使えます。
こんな小さな筐体なのに3wの出力があって、なかなかいい音を出します。
この大きさを考えると、どこにでも持ち歩けるし、いい感じです。
あとは持ち歩き専用の袋が付いていれば、なお良いのに、と思った次第です。
Bluetoothイヤホン
Bluetoothイヤホン には過去に何度も痛い目にあっている。
音楽プレイヤーで音楽を聴くときに、イヤホンのあのコードが邪魔になる時がある。そんなときにコードレスにしてくれるが、Bluetoothイヤホンだ。
出始めのころは、音楽プレイヤーにBluetooth機能がなかったため、Bluetoothの送信機を音楽プレイヤーにつけ、受信機は首からぶら下げて、それに普通のイヤホンを繋げて聴くというものだった。
音楽プレイヤーとイヤホンはコードレスになったけれど、イヤホンのコード自体はもとの長さのままなので、やっぱり邪魔だった。
しかも、Bluetoothの初期のころのバージョンは音楽がよく途切れたり、飛んだりしたので、歩きながら聴くには不向きだった。。。。
やがて、音楽プレイヤーにBluetooth機能が付加されると、Bluetoothイヤホン単体の商品が出てきた。ヘッドホンと同じコンセプトで、耳に当てる部分(=耳に入れる部分)にBluetooth受信機が一体化されていて、余計なコードはなくなったのだ。
ただ、その耳に入れる部分が不自然に大きく、イヤーピースのサイズが耳にしっくりこない時は、歩いていると耳から外れてしまうことが、よくあった。
そして、やっぱり音が途切れたり、飛んだりする。。。
そのうちBluetooth受信部の耳に入れるところの大きさが徐々に小さくなってきた、高級な(高価な?)Bluetoothイヤホンは普通のイヤホンと同じくらいの大きさまで縮小化されて、音途切れ、音飛びがほとんどなくなってきた。
良いものはさすがに良いのだが、とにかく高い。
それで私は最近2千円台のサウンドピーツのスポーツイヤホンを購入した。耳に入れる部分はさすがに大きいけれど、昔のよりはイヤホンらしい形なので、我慢の範囲内だ。
このイヤホンの特徴はなによりも安いのにイヤーピースが20個以上付属していて、自分の耳にあうセットを探すことができることだ。
音もまあ、普通に良いし、音飛びや途切れもない。
一応、合格点です。
(過去6機種ほど買ったけれど、使い物にならなかったことは勉強代ということでサッパリとあきらめました)
小さなBluetoothスピーカー
ハイレゾ音源のことをいろいろ調べているが、機器が高価なこともさることながら、
音源そのものも高価なうえ、ハイレゾ用に最適化されたものもまだまだ普及途上だ。
ま、引き続き調べることにしつつ、近所のヨドバシカメラでハイレゾ環境の試聴をするために出かけてみた。
やけに混んでる。
考えてみると、給料日直後の土曜日だし、春休み中(?)の学生さんも大勢いる。
ハイレゾ試聴も、4Kテレビサラウンドルームも、マッサージチェアも、どこもかしこも混んでいる。
日を改めて出直そうと思ったとき、目の前がBluetoothスピーカーのコーナーだった。
iPhoneの音楽を聴くときはイヤホンか、充電機能のついた専用のアンプスピーカーに繋ぐことが多いのだけど、その設備のない部屋で音楽を聴くときに、手軽に無線で聞けるスピーカーも良いかもしれない。
球状のソニーのスピーカーをちょっと音が高いような気がするが、小さくて持ち運びには便利かもしれない。
ほかのメーカーのものもすべて小型で充電式で良い感じです。
これはちょっと、調べてみる必要がありますね。
音楽を聴く環境は。。。
音楽を聴く環境は日々変わっている。
先日グラミー賞のダイジェスト番組を観ていて、新人で三冠を取ったサム・スミスの「Stay with me」が気になったので、iTunesにアクセスすると、すでにグラミー賞のノミネート曲を集めたアルバムが用意されていた。
1曲づつ買うと200~250円だけど、このアルバムを買うと22曲で1600円。
シングルカットされているバージョンとは違うバージョンだけど、本人歌唱のオリジナルなので、すごくお得だ。
迷わずダウンロード。
ダウンロードをした曲はPCやiPhone等で聴くのだが、今はiTunes Matchという優れ物サービスがある。
Appleユーザーにはお馴染みのサービスだ。
自分がローカルに持っている音楽をすべてApple社の提供するiCloud(ネットワークストレージ)に預ける(アップする)と、手持ちのApple製品(iPhone、iPad、iPodなど)でネットワークの繋がるところなら、どこでも聴くことのできるサービスだ。
しかもiTunes Matchは、もともと自分が取り込んだビットレートよりも高いビットレートの音源を用意してくれるので、音がいいのだ(どんなしくみかはよくわからないけど)。
とても便利なサービスなので使っています。年間4000円くらいかかるけど。
でも、iTunesで音楽を購入しなくても、ネットに繋がる環境があれば、YouTubeなどで、プロモーションビデオを見ることができる。
サム・スミスの「Stay with me」ももちろん見ることができるし、歌を聴くことができる。
ChromeCastというGoogleのガジェットを使えば、PCやiPhone、Android端末上のYouTubeをテレビの大画面に出力もできる。
テイラー・スウィフトの「Shake it off」のぶっ飛んだPVだって、テレビで見ることができるのだ。
ちょっと前まではiPodやMP3プレイヤーで聴いていた。いやその前はMDで、その前がポータブルCDプレイヤー、カセットステレオWalkman、大きなラジカセに、据え置きのオーディオシステム、レコードプレーヤーに蓄音機、って、遡りすぎか。。。
今はハイレゾ音源が注目を浴びている。
これも気になる。ただ今のところ、ハードウェアに値が張るし、コンテンツもまだ充実していない。
でも、気になる。
ネットで調べてみると、割とリーズナブルでハイレゾを試せるキットがあるようだ。
・・・どうしようかと迷ってる。
ポチッとしたら、その報告をしてみたい。